密集地で大きな問題となるのが隣家との関係です。なんだか視線を感じる、
または、子供のさわぎ声が迷惑になっていないか等の気配りも必要となります。
プランニングに移る前に近隣の状況も把握し、密集地特有のストレスを
感じない家作りを考えましょう。
密集地での隣家との関係に配慮
狭小敷地の場合敷地の小ささを感じさせないプランニングが大切です。
家全体を一体空間と考えプランニングすることで、広がりのある空間を作ります。
例えば、間仕切をなくし横に広がるワンフロアーワンルームプラン、
吹抜の多用で空間同士縦へのつながりを強化したプランなどご要望に沿った広がりのプランをご提案します。
狭さを感じない間取り
密集地での一番の問題は、通風と採光です。家のまわり3方向が家に囲まれていて光を採り込むことができるのは1方向しかないといった状況は多くあります。
そんな場合でも、工夫次第で光や風を採り入れた家作りは可能です。
密集地の中の光あふれる家
延床面積  137.48m2 (41.52坪)
1階床面積  50.53m2 (15.26坪)
2階床面積  54.17m2 (16.36坪)
3階床面積  32.78m2 (9.9坪)

最上階から続く吹抜とスケルトン階段で階段スペースが光の箱のようになり、各階に光を届けます。
家の中心に階段があり、自然とコミュニケーションが生まれます。

床が光を通すグレーチングでできています。
広いバルコニーはほしいが、下の階への通風や採光が気になるときにおすすめです。

密集地の1階は暗くなってしまいがちですが、1階にテラスをとれば光をおとすことができます。 洗面所近くなので、洗濯物干し場としても利用できます。

リビングとダイニングがスキップフロアーでつながっています。
ひとつの空間だが、それぞれ独立しており、キッチンの音など気にせずにリビングでくつろぐことができます。

庭がとりにくい狭小地ですが、ルーフテラスなら広く確保できます。夢のガーデニングや家族でのバーベキューなどさまざま使えます。