大断面集成材は無垢材の欠点である反りやねじれ割れをおこさないため、2階の床をがっちり支え、1階部分の室内空間間仕切りを軽減でき、自由空間を可能にします。

海外ではこの木材の強さ、自由度を生かし、主に大型建築の構造材として多く使われています。

1階から2階まで、壁を途中で継ぐことがなく、1本の通し柱で一体型大壁を形成。
壁・柱同士の継ぎ目がないので、台風など壁面に受ける力に対して強度を確保でき、さらにダイナミックな吹き抜けを可能にします。

屋根を支えるための耐力壁を必要としない「トラス工法」により従来の「屋根梁方式」では実現不可能だった巨大自由空間を可能にしました。また、家族構成の変化に柔軟に対応。例えば将来、子供たちが巣立った後はニ階のフロアーをご夫婦だけのくつろぎのプライベート空間にしてみたり、住む人の個性を自在に表現できる工法です。

カナダ産針葉樹の中で最強とされる「ダグラスファー」は、曲げ、圧縮、せん断、引っ張り、そして化学薬品に対する耐性が他の樹木よりも極めて高く、建築用構造材として最適とされています。この世界屈指の強度を誇る木材を構造材としているため、ベセルは強度・硬度・美観すべてにおいて最高の品質を誇っています。

ベセルはインチモジュール構造材が、尺モジュールより10%、メーターモジュールより20%多く使用されているので安全で強固な構造となっています。

インチモジュールは、尺モジュールに比べて、廊下、階段などの有効幅が10cm以上広くなります。



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