強靱な2×4(ツーバイフォー)工法が高耐震性を確保。
ツーバイフォーの強さの秘訣「モノコック構造」

ツーバイフォー工法は、日本での正式名称を枠組壁工法といい、構造の基本となる枠組と面材で構成する床面、壁面、屋根面によって箱をつくり、床、壁、屋根の6面体を1単位として空間を構成する「モノコック構造」。この構造は航空機やスペースシャトルにも採用され、地震の際、6面全ての面で揺れを抑えるとともに、バランスよく分散し、高い耐震性を実現します。
また、各面が枠組材と構造板を一体化させたパネル[ダイヤフラム]になっているため、外からの力を分散させ、建物のねじれや変形を防ぎます。

高耐震性を支える「フルベース基礎」

ベセルの基礎は、独自に開発した「フルベース基礎」。厚さ150mmの鉄筋コンクリートを打設した、床下全面を覆う強固な基礎形状であり、基礎全体が一体化したコンクリートベース版となっています。 建物自体が受けた力を基礎全体で地盤へ伝える事が出来る為、モノコック構造の最下部にふさわしい強固な「フルベース基礎」を標準装備。
■しっかりとした基礎をつくる配筋
■鉄筋コンクリートで床下全体を覆う、強固な基礎

大成ハウジング中国では、さらにお客様が安心できる住まいをつくるため、当社負担で 日本住宅保証検査機構 (JIO)に 地盤調査・地盤判定 を依頼しています。
※日本住宅保証検査機構 (JIO)とは、建築前の地盤調査や、着工後の配筋検査や構造体検査など4回の現場検査を実施し、完成後も長期間にわたって住宅の保証・サポートを行う第三者機関です。
日本住宅保証検査機構ホームページへ


2×4(ツーバイフォー)住宅は火災に強い。
火災の約8割は、室内からの「内部火災」。気密性の高いツーバイフォー工法の住まいは、密閉時の出火の際、新しい酸素が供給されにくいので自然鎮火の確率が高く、内部火災に対して圧倒的な安全性を誇ります。
内部火災に強い!「ファイヤーストップ構造」

一般木造や鉄骨造などの軸組構造では、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまう可能性がありますが、ベセルでは、1階と2階や各居室との間(火の通り道)へ「ファイヤーストップ材」を施工することにより火の通り道を遮断。万一の時にも安心して生活していただけます。

吹き上げ防止の決め手「ハリケーン帯」
これまで、日本を襲った数々の台風に耐えてきたベセルの住まいは、屋根の吹上げを防ぐために、高強度を誇るツーバイフォー独自の金物「ハリケーン帯」を採用。十分な防錆処理を施したハリケーン帯の許容耐力は、風速90mの強風にも耐えられる設計になっており、このハリケーン帯で屋根トラスをガッチリと緊結します。さらにベセルでは柱がダグラスファーとなっているため、更に強い強度を発揮します。1991年に全国を襲った台風19号は広島市で毎秒58.9mの観測史上最高の最大瞬間風速を記録し、大きな被害をもたらしました。ベセルでは、「ハリケーン帯」を使用するとともに、構造材をダグラスファーにて施工していたため、被害はまったくありませんでした。

住まいを湿気から守り、寿命をのばす。
住いの寿命を延ばすポイントは、湿気を与えず、常に乾燥状態を保つことです。ベセルは、外壁内に壁体内通気を設けているため、外気の冷気と室内の温度差を緩和し、外壁内での結露を防止。また、ベタ基礎の下は、防湿フィルムで覆うことにより床下からの湿気を遮断し、乾燥状態を保ちます。
構造材「ダグラスファー」含水率19%以下

木材は、繊維飽和点(含水率28%)以下に乾燥させる事で、水の通り道となる壁孔が閉じて水が通れなくなります。そしてその壁孔は一度閉じると木材を煮沸しない限り開かないという性質があるのです。ベセルは構造材にS-P-F(スプルスパインファー)とD-R-F(ダグラスファー)を使用し、更にそのすべてを含水率「19%以下」に乾燥(KD材=Kiln-Dry)させているのです。
基礎を乾燥状態に保つ「基礎パッキン」
硬質樹脂で成型した型材を基礎と土台の間に取り付ける基礎パッキン工法。
公庫仕様では、「基礎部分4m以内毎に換気口を設ける」となっていますが、基礎パッキン工法なら床下を効率よく、均一な換気状態に保てます。


「PSシリンダー(ディンプルキー)」
優れた耐ピッキング性能のロッキングバー方式+複雑形状のアンチピッキングタンブラーを採用しています。

「脱着サムターンを標準装備」
ガラスを割ってサムターンを解錠するなど、手や工具がサムターンに届けば簡単に侵入されてしまいます。そのような犯罪を防ぐため、ボタンひとつでサムターンを取り外せる、着脱サムターンを装備しています。
「標準鎌錠」
ドアのデッドボルトが出る際に鎌が飛び出し、錠受けに納まってかみ合わせ部分をしっかりと固定します。

「補助錠」
引き違いサッシに標準装備。

窓からの侵入を防ぐ「防犯合わせ複層ガラス」
空き巣狙いの侵入方法はガラス破りが最も多いことから、窓からの侵入を防ぐため、防犯合わせ複層ガラスもご用意しています。
5 分で侵入できなければ 70 %近くの犯人は侵入をあきらめるといわれています。
一般的によく使用されているフロート板ガラスに比べて侵入する時間がかかるため、高い防犯性能が期待できるのが「防犯合わせ複層ガラス」です。
外側からクレセント付近を、ドライバーでこじ破りました。
クレセントを回すのに十分な大きさの穴が簡単に開いてしまいました。
ガラスは割れましたが、約2.3ミリの中間膜があるため、クレセントを回せる穴が開くまで時間がかかりました。
外側からクレセント付近を、バールで打ち破りました。
ガラスが砕け落ち、クレセントを簡単に回せる穴が一瞬で開きました。
ガラスは割れましたが、約2.3ミリの中間膜があるため、穴が開くまで時間がかかりました。